文化祭・学園祭での謎解きイベントの作り方

2019-07-24公開 2020-12-04更新

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文化祭や学園祭のイベントとしても広く行われるようになってきた謎解きイベントですが、いざ作ろうと思ってみると、どのように作ったら良いか分からないことも多いと思います。

ここでは、基本的な謎解きイベントの作り方の大まかな流れについて説明します。


小学生のお子さんの誕生日やクリスマスパーティーなど用の、ミニ謎解きの作り方については以下の記事に詳しく書いてありますのでそちらをご覧ください!

誕生日などに! ミニ謎解き・宝探しイベントの作り方

謎解きイベントの制作に掛かる期間と流れの目安

謎解きイベント制作の流れ

そもそも謎解きイベントの制作にはどれくらい掛かるのか?という疑問を解決するため、上図に大体の制作工程の目安を書いてみました。

コアメンバー3~5名で謎を制作したときの目安になります。

制限時間30分~60分程度のチーム戦や全体戦を作成する場合、初めてなら3ヶ月くらい前には作り始めたいところです。

「そもそも大謎や中謎って何?」という方は以下の記事をどうぞ!

謎解きイベントの基本的な流れ・構成と各謎の概要

イベントの形式・流れを決める

まずは、どのような形式のイベントを行うかを決める必要があります。

初めて謎解きイベントを作ろうとしているのであれば、「全体戦」「チーム戦」「周遊型」のどれかが良いでしょう。

イベントで使用できる場所や当日のスタッフの人数などを鑑みて形式を決めましょう。(各型式の特徴については後々まとめる予定です。)

形式が決まったら、イベントの謎の流れや時間を決めましょう。

もし初めて謎解きイベントを作るのであれば、全体戦やチーム戦の場合は、制限時間は20~30分程度に設定することをオススメします。

理由としては、あまり制限時間を長くしてしまうとお客様が文化祭の他のイベントに行く時間が無くなってしまうため、そして運営側としても制作する謎の量を抑えることができるためです。

イベントのストーリー・タイトルを決める

さて、大まかな流れや時間が決まったら、イベントのストーリーを決めます。

設定には「どこかに閉じ込められてしまった」「スパイになって機密情報を盗みに行く」「爆弾を解除しないと建物が爆破されてしまう」など色々と考えられますが、ここでは自分達のしたい設定やテーマを考えて、どのようなストーリーにするか、どのようになったらゲームクリアなのかを考えてください。

その後、ストーリーに合ったタイトルを考えますが、このとき注意しないといけないのは、過去に行われた公演とタイトルが被らない様にすることです。

タイトルが被ってしまうと、検索しても過去の公演がでてきてしまって情報まで辿り着いてもらえない可能性があるからです。twitterでハッシュタグを作成する際にも、一度検索して、そのハッシュタグが既に使用されていないかを確認することは重要です。

大謎を考える

ストーリーや流れ、タイトルが決まったら、公演の感想に大きく関わる大謎を考えていきます。

といっても、そんなに身構える必要はありません。

実は○○の情報は嘘だったから解き直す必要があるとか、普通に条件を満たそうとするとどうしても上手くいかないので何か工夫をする必要があるとか、先ほどの段落で考えたストーリーに合わせれるような大謎を考えれると良いですね。

(大謎に関する記事を今後書けたら良いなと思っています)

中謎,小謎を考える

ここまで来たら、あとは必要な中謎・小謎を考えるだけです。

公演の流れ上必要な指示や答えが出るように謎を考えましょう。

小謎を作成する際の注意点としては、どこに重きを置くのかによって変わってくるので一概には言えませんが、共通する点としては、参加者に飽きさせないあるいは暇にしている参加者を出さないという点に注意して内容や量を決めていくと良いでしょう。

小謎にはどんな種類があるのかや、どのように作れば良いかについては、以下のコラムに書いてあります。

また、どうしても初めて謎解きを作る人は謎が難しくなる傾向にありますので注意してください。

デザインと物品の作成・告知

謎が出来たら順次デザインや物品の作成を行っていきます。

普通の紙に謎を印刷するにしても、謎画像の背景を作成したり、レイアウトの調整などを行う必要があります。

また、物品を使用した謎がある場合や公演で使用する小物や衣装がある場合には、それらを作成する必要があります。


さらに、公演の告知をする必要があります。目安は2~3か月前、遅くとも1か月前には告知をSNS等で打ちましょう。

謎解き公演の告知の打ち方については、以下のコラムに書いてありますので、参考にしてください。

謎解きイベントの告知・広報はどうやってすれば良い?

デバッグ,テストプレイと修正・物品作成など

さて、謎のデザインが完成したら印刷等をして、順次デバッグ(試し解き)をしてもらいましょう。

「別解など問題に不備がないか」は自分でもチェックできますが、「難易度の調整は上手くいっているか」は自分では判断できないので、他の謎制作をしている仲間に意見を聞きましょう。


そうして物品がすべて完成したら、制作に関わっていない人にテストプレイをしてもらいましょう。

テストプレイは、作成者が気付いていなかったミスが無いかの確認をおこなうことと、実際のプレイヤーがどのように謎を解くのかを本番前にチェックできる唯一の機会です。

そのため、テストプレイの際は全くヒントや誘導を出さずに解いてもらうことが重要です。


テストプレイで修正点が見つかった場合には修正をし、チーム戦の場合には、全チーム分の物品を作る必要があります。

また、余裕があれば小道具や物品が完成した後に2回目のテストプレイを行うと良いでしょう。

そのほか、解説の作成やGMの練習、予約の受付など万全の準備をする必要があります。

ここら辺の、運営以外の部分については以下のコラムに書いてあります。

謎制作以外の謎解きイベントに必要なこと

ここまでできたらばっちりです!本番頑張っていきましょう!

まとめ

  • まずはテーマと形式、公演の流れを決める
  • 大謎・中謎・小謎の順に作り、しっかりとテストプレイをする

謎解きイベントを一から制作することは初めての人にとっては難しく、制限時間が30分以上掛かるようなものは1週間や1ヶ月ではかなり厳しいでしょう。

参加した人に満足してもらえるような公演をしっかりと作るために、謎や物品の制作のために十分な期間を設けるようにしましょう。

記事内容に関する注意


この記事に書いてある流れは、筆者が所属していた団体で主に取り入れられていた流れの一例であり、この記事を執筆するにあたって、初めての人が一番作りやすいであろう流れとして紹介したものになります。

大謎を考えてからテーマを決める(筆者はこれが多い)場合もあれば、大謎が決まっていないまま小謎や中謎を作っていき、最後に大謎の作成と調整を行っているプロの方もいますので、必ずこの順序で作成しないといけないというものではありません。

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